Book Mark [人生横滑り。・荒岸来歩]メイドのおしごと。Ⅳ
| 作者 | 荒岸来歩 |
| シリーズ | |
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- 誰も悪くない。いや、悪いんだけど責めにくい。5
- 穂積2020-12-05
- 2020-12-05
- お坊ちゃまも悪いです。
身の丈に合わない大人の女性に独占欲を我慢しきれないのは悪いです。
しかも、それは使用人と言う仕事上の付き合いでしかないはずで、一線を越えて勘違いしてしまうのも間違いです。
ただ、彼は未熟な少年です。
ちっぽけな虚栄心が抑えられないのも当然ですし、公私の区別がつかなくたって普通なら若気の至りです。
何より、両親が極めて不在がちな彼にとって、彼女はメイド以前に「俺の女」以前に、育ての母なので寂しさのより所として欠くべからざる存在です。
多少のわがままを言ったとしても同情の余地はあります。
坊ちゃまの学友も悪いです。
男同士の冗談とは言え、相手の想い人(この場合はメイドさん)について差し出口を挟むのはデリカシーが無いと言われても仕方ありません。
ましてや、上記の通り複雑だけど重要な間柄なので、正論の指摘でもダメージは小さくないものです。
しかし、全てを開示されているわけじゃない彼にとっては知る由もない事情です。
加えて、お坊ちゃまの自慢話に端を発した部分もあり、売り言葉に買い言葉は両成敗の原則にも当てはまります。
何より、友人想いの素晴らしい男です。
サンプルにもあるようなハメ撮り写真を送られておいて、そんな清らかな思考をできるのは賞を進呈すべき熱い友情でした。
メイドさんも悪いです。
まず、使用人と言う分を知りながら、いけないと分かっていながら一線を越えてしまったのが悪いです。
お坊ちゃまに味を覚えさせてしまったのが悪いです。
でも、サンプル冒頭の通り幻影を見てしまうほど寂しさを抱えているのは事実で葛藤も納得できます。
何より、彼女自身が魅力的な大人の女性であることが元で身動きを取りづらくしている構造的な不条理もあります。
どんなに最善の手を打っても他人はもちろん当事者まで「男女の関係」を誤解してしまう事故多発の根本原因はここかもしれません。
- 「メイド」としても「おねショタ」としても金字塔5
- tukuyomi47312020-12-14
- 2020-12-14
- とにかく内容が素晴らしい。
ネタバレになるので内容は避けますが、とにかく丁寧なつくりに脱帽です。
言うなれば太宰治。
女性の心理描写が素晴らしくて、モノローグとして挟まれるそれは、まるでミサトさんの日記を手に入れて、書いているような、そんな錯覚すら受けます。
少年たちの心の機微も、実にリアル。
あとがきにもありますが、彼らの心理状態にも心当たりがあります。
それを納得できるような形で描いてくれているので、いちいち頷けます(笑)
次で最終巻だそうなのですが、ここまで期待を全く裏切らない、むしろ期待を上回って作品を世に出してくださっている荒岸さんに言うことは何もありません。
ここまででもすでに名作。しかも、何度も読み返すことに耐えうる名作となっているので、これまでの巻を読み返しながら、次を待ちたいと思います。
(これまで書店委託で購入していましたが、初めてDL版を購入しました。時勢柄大変かと思いますが、応援しています)
- 愛を渇望するふたりの行き着く先は……5
- つきおと2020-12-09
- 2020-12-09
- 第4巻。
とうとうミサトさんの過去に触れ、年齢、種類、性別と多くの違いはあれど、坊ちゃんもミサトさんも、愛情に飢えている人間であることが描かれた回でした。
なによりもホッとしたのは、友人・佳祐の良心でした。前回坊ちゃんが写真を送った瞬間に「うわっやったなお前」と心臓が不安でバクバクでした。性欲猿の思春期男子に女性器画像を送るなんてのは、拡散されない方が稀のトンデモ爆弾なわけで。
いい子だなぁ佳祐くん。
1発抜いちゃってるけど。
ミサトさんと坊ちゃんの関係にも大きな変化が生じた回でもありました。
家政婦とその家の息子、あるいは恋人、もしくはただ性欲を発散させるだけの関係。
どこか不安定で曖昧で、今にも壊れてしまいそうなふたりの関係が、ここでひとつ転換を迎えました。
これまでの1,2,3巻があるからこそのミサトさんの母として導くという決断には思わず胸がキュンとなりました。なぜなら私がアラサー独り身女性が母性に目覚める瞬間というのが大好きだから。
もちろんそんな簡単な記号では表せられない魅力がミサトからは溢れております。過去に男関係でなにがあったか判明したことも相まって、庇護欲すら湧いてきます。
ミサトさんがはじめて坊ちゃんとのセックスで達するというのも素晴らしい。それをここに持ってくるからこそ、関係の転換にも深みが増すというものです。
もっとも、ミサトさんは坊ちゃんの愛の飢えを理解して肯定的に接してくれたものの、坊ちゃんのやらかしたことはやっぱりとんでねぇ。
佳祐との仲もどうなってしまうのか不安。佳祐いい子だけどまだ子供だから。画像拡散の一端を握ってしまうんじゃないかと不安で仕方がない。
この関係がずっとは続かないという爆弾がずっと裏に控えているまま、いよいよ次が最終巻。
めちゃくちゃ楽しみにしております。
- ついに覚醒5
- 京カモメ2020-12-26
- 2020-12-26
- 今までの積み重ねてきたものが本作にてついに覚醒します。その覚醒が二人の関係性をより強固なものとし、エロシーンがより濃密になりました。互いの飢えを満たし合う存在として認めてしまったがゆえのエロスと、今後堕ちていくであろう闇の深さに痺れました。渇望が深ければ深いほどに、たとえそれが仮初めであっても満たされた時の充足感は失い難いものとなるだけに、次作を読むのが楽しみでありつつ、怖くもあります。
- お坊ちゃんとメイドさんの本音5
- ワムウ2020-12-12
- 2020-12-12
- 前回の発売から約1年、最新話が読めて良かったです。
子供の頃から母親の愛情をあまり知らず育った坊っちゃんが「大人」になるという意味を勘違いしていたが、坊っちゃんの本音をメイドさんが知ることで坊っちゃんとメイドさんの関係が変わりました。
メイドさんも感情的になる場面もあり、たまには本音を吐くことも大切だと思いました。
坊っちゃんからメイドさんの写真を送られたお友達も出てきますが、すごく坊っちゃん思いの良い子ですね。坊っちゃんがこんなことするはずない、と葛藤し
坊っちゃん宅へ訪ねメイドさんへ真相を確かめますが
ちゃんと仲直りできたらいいですね。
個人的に、メイドさんが坊っちゃんに授乳手コキするところがあるのですが、恥ずかしがってる坊っちゃんが可愛らしく、その二人が愛しく感じました。
次回が最後だそうですが楽しみです!
- セックスは素晴らしい5
- 路傍の石コロ帽子2021-12-26
- 2021-12-26
- ついにやっとここまできたと、このセックスをずっと待ち望んでいたのだと、読書中私は大きな感動に包まれていました。
1巻でのミサトさんは、優太くんの若く激しい性欲にばかり意識がいって、そこに隠れた小さく切ない恋心を脇にどけるようなセックスを行いました。
2巻では、妥協と諦めを伴ったセックスの中で何か大切な物に気付きつつ、それでも自分の心にまで無視を決め込むミサトさんが描かれていました。
3巻は、一つ屋根の下で共に暮らし身体を重ね合いながらも、虚しいほどに心がすれ違う二人の様子が悲しくなるほど丁寧に描写されていました。
満たされない感覚はあるのに原因がわからない。
自覚すらできない静かな混乱のせいで軽薄な判断を選んでしまい、さらに孤独が増していく。
目の前にいる大切な人をあたたかく満たし救えるのは他でもない自分であるのに、セックスという濃密なコミュニケーションをしながらも互いにそれに気づくことができない。
そんな風に悲しい優太くんとミサトさんの物語を3巻かけて読んできました。
しかしついに、紆余曲折を経て愛しみ合うふたりのセックスが実現されたこの4巻は、私にとてつもない開放感をもたらしてくれました。
大好きで愛おしい相手にしてあげたいこと、されたいこと。
相手のための快楽を優しい手つきと真心をもって実現できる嬉しさ。
素直になれたミサトさんと優太くんが心の底から気持ちよさそうにペッティングとセックスに興じる風景からは、ぬくもりを感じる多幸感が伝わってきました。
すごい抜けました。最高です。
最終巻を読める日が待ち遠しいです。
- メイドさんの心が変わっていく5
- ガウかう2021-05-31
- 2021-05-31
- ついにメイドさんの過去が明らかになり
親友とは拗れ、坊っちゃんは荒れる
どのキャラクターに感情移入すればいいかわからなくなる
感情の迷子、そんな中でも時間は流れていく・・・
メイドさんは自分がどうしたいのかその本心に気づき
坊っちゃんとの関係を深めていくその先に何があろうとも
続きが早く読みたい
個人的には仄暗い過去の妙齢の女性大好き
- メイドさんの過去5
- 白面神官2024-12-16
- 2024-12-16
- 今回メイドさんの過去が明かされます。
『いい女』でいようとするものの、結局『都合のいい女』で終わり棄てられた。
こういうことがあったのならば、本編のような流れになるのも無理はございません。
他の方も仰っておりますように、ここで2人の関係に大きな変革が訪れます。
もちろん過去3作同様、18禁的な意味でも存分に楽しませてくれます。
- ストーリーがいいですね5
- Sky072024-12-06
- 2024-12-06
- 今作はシリーズ4作目で前作の不穏な流れの続きです
今作のヒロインであるミサトさんの過去描写が取り上げられており、現在のミサトさんのがどういう経緯で今の考え方になったのかがよく分かる内容になっています
前作でやらかしたぼっちゃまのせいでぼっちゃまの友人との話し合いやぼっちゃまの心の核心に触れ、ぼっちゃまとの関係に決意する点が見どころですね
- ストーリー部分の重厚さと行為シーンのクオリティが良5
- 孕好き2024-06-01
- 2024-06-01
- 連作の4作品目。
厚みのあるストーリー部分と良質な作画でハイクオリティな作品です。
単体で楽しむよりは連作の1~3を読んでからこちらに入る方が没入感がかなり高くなるのでおススメです。
今回の話はまず過去回想での行為シーンとメイドさんのバックボーンが描かれています。
それによって物語の内容が深掘りされてメイドさんの心情描写がよりはっきりと表現されて強く感情移入できる作りになっていますね。
読み物として非常によく描かれている作品だと思います。
トラブルにより親友が訪ねてきて間男化するのかと思いきや意外な展開で驚きました。
行為の方は純愛系で連作の1~3では見せなかった本番行為での絶頂描写が描かれており表情としても無表情から女の顔になっているので関係性が深まっている事を読み取れて良いですね。
流されて始まった関係から徐々に落とされてという構文の落ち気味の段階が今作です。
絶頂し損なって我慢できなくなり身を委ねるのではなく自分から求めに行く逆転描写がとても良かった。
表現的にはメイドさんの心情描写が多く、葛藤や妥協・親心と女心が入り混じる感情の起伏が激しい感じですね。
細かい感情描写によって感情移入しやすいのでじっくりと読むタイプの作品。
逆を返すと文章量が多めでスピード感には欠けるので感情移入等に頼らない抜くだけの作品を求める人にとっては合わない可能性はあります。
あと若干ですがフォントサイズが小さく(テキスト量多めで心情描写が細かい故)拡大機能を使ったりしないと読むテンポが阻害されるので大きめの画面で見るためにPCで見た方が良い気はします。
行為内容は授乳コキ(乳は出ない)・パイズリ・手マンクンニ(絶頂)・本番(ゴム有り・バック・正常位絶頂)、あと過去話で本番(中出し・絶頂)と多岐にわたりますが物語部分のページ数も多いので割合で言えば半々くらい。
クオリティが高く読み物としても良作なのでオススメですね。
- ああ すれ違い5
- たる2024-04-14
- 2024-04-14
- 前話で親友にメイドさんのエッチな写真を送ってしまった事により色々とすれ違いが発生してしまうこの4話。
親友は主人公の事を心から心配してメイドさんと直接話しをしに来るが、感情的になってるのをメイドさんが落ち着かせようと軽く抱きしめたところを主人公が目撃。
収束しかけた事態が最悪の方向へ動いてしまう。
そしてエッチシーンはメイドさんが20代の頃にチャラ男に中出しされるシーンや、主人公との授乳手コキ・パイズリ・騎乗位で絶頂などエロさ抜群。
物語もエッチも濃密でいよいよクライマックスといった感じですね。
- 本当に大人になることは5
- うみうし2024-01-20
- 2024-01-20
- これはね、いわゆるひとつの文学というやつですね。
メイドさんの秘められた哀しい過去も、少年の思春期ならではの自尊心と不安も、手を抜くことなく描写され、キャラクターたちに深みを与えています。だからこそ少年とメイドさんが感情をぶつけ合った果てのセックスは激しく昂り、エロいのです。シリーズも残り一作、どう決着するんでしょうか。
- この作品ならではの魅力5
- しろいへらじか2023-10-16
- 2023-10-16
- 毎回が、自分にとって想像のできない展開をはらんでいて、どのシーンにおいても楽しませていただいております。
今作においても、メイドさんの回想に始まり、主人公の行動のひとつひとつにも味わい深いものがあり、すごくよかったです。
安直なエロ作品を読むのでは知ることのできない魅力を感じるところに、心惹かれるのです。
- 次で最後か5
- KtK122023-10-07
- 2023-10-07
- 3巻の最後が不穏だったんですがとりあえず寝取られはなくてほっとしました
というか友達がいい子すぎて少しでも疑ってしまった自分が恥ずかしい
今回は過去話と前回の続きといった構成で今では見れない感情表現豊かなメイドさんが見れて良かった。
メイドさんと抱き合っているシーンを見て勘違いする坊っちゃんそれに対して酷い言葉を吐きメイドに叱られるシーンは良かった。
今まで読んできておねショタ物としては一番シナリオがいい作品だと思います
- 二人におきる大きな変化5
- 今日も暇な人2023-10-04
- 2023-10-04
- 今まで少しずつ進んできた物語が大きくな変化を迎えました。
これまでのミサトさんのセックスにも味がありましたが、優太とミサトさんが互いに想いを込めたセックスは今までのフリも効いていて見応えがありました。優太についてミサトさんもについても愛情に飢える理由や過程がそれぞれにあり、それを踏まえた上での交わりは今までとは別物に感じました。
あと、圭佑はいいやつですね。
- メイドのミサトさんシリーズ4作目5
- だせい2023-10-02
- 2023-10-02
- 前作の不穏な引きから始まる今作
ミサトさんの過去や考え方が大きく描かれ昔からクズ男に引っかかてしまう性格の弱さやクソ真面目な考え方などミサトさんの人間臭さがかなり深掘りされています。
前作でやらかしたぼっちゃまのせいでぼっちゃまの友人との話し合いやぼっちゃまの心の核心に触れ、ぼっちゃまとの爛れた関係についに一つの結論をだすミサトさん
果たして今後の二人の関係は・・・
- 愛5
- こなじろま2022-01-17
- 2022-01-17
- 男の子の友達も加わって更なるストーリー展開を見せていく中で、より強く二人が繋がっていく様子が凄かったです。
メイドさんの紆余曲折の考えを経て遂にここまできたというエロ作品だけど、ストーリー漫画の様な深さも感じられたのが印象的でした。
ボリュームも多くて、読み応えがありましたし、今までと違った愛のあるエッチは濃厚さを増していて良かったです。
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